モデムルータの設定方法は、インターネット初心者にとってとても大きな壁です。本来は工事の際などに業者の方が一緒にやってくれるものですが、何かのトラブルで買い替えをしたり引っ越しをしたときなどは、自分で設定する機会も多いのが特徴です。そのためスムーズにインターネット接続させるための知識は、持っておくに越したことはありません。
ではどのようにしてモデムやルーターを触ればいいのか、まず壁にあるコンセントとモデムを、適切なインターネットケーブルで繋ぎます。これを繋いでモデムの電源が入った状態になると、自然とインターネットを受信して使える状況になっていることでしょう。
次にモデムとルーターを、イーサネットケーブルで接続します。俗に言う、LANケーブルというものです。これが終わればルーターの電源を入れ、更にイーサネットケーブルでパソコンなどを任意で接続しましょう。この際に光が点滅するなどの反応が見られれば、無事に接続できていると思って構いません。
パソコンの方でインターネット接続が確認できたら、ルーターの予め設定されているIPアドレスをインターネットで検索し、専用のページを見つけます。ここで初期設定のパスワードを入力すると更新ができますので、更新をして最新の状態にアップデートしておきましょう。無線での接続設定も、ここから可能となっています。機種によっては英語のページに飛ぶかもしれませんが、翻訳機能を使ったり大体の知識がある人ならあまり混乱はしません。
モデムとルーターの違いに関しては、前者はデジタル信号とアナログ信号を相互交換するためのものです。一方で後者はインターネットを様々な機材に接続するハブ的な役割を持ったもので、あらゆるものがインターネット接続できる現代においては必需品とされていますが、その分だけ沢山のモデルが販売されていますので選ぶ際にはポイントを押さえておくと便利です。
また、基本的にはそれらに付属されていたビギナーガイドの閲覧をおすすめします。最近では多種多様な機材が充実している影響で、ビギナーガイドもそれらに特化した説明になっていることが多いです。ステップ・バイ・ステップで1個ずつ確認をしながらの作業になりますから、自分のペースで混乱することなく完了させられるでしょう。
速度については、機材でどうこうできるものではありません。根本的な契約しているプランやプロバイダーの変更が求められるので、優先環境でも速度に悩んでいる場合は一考の価値があるかもしれません。