Wi-Fiルーターを修正する方法(トラブルシューティングと問題)

普段自宅のパソコンやスマートフォンなどを接続する際に欠かせないWi-fi接続ですが、接続が不安定でインターネットが定期的に切断されてしまうといったトラブルが発生する場合があります。こういった場合はトラブルシューティングとしてWi-Fiルーターを修正する方法を順番に試していくことが重要です。ルータの内部を調べる前に一番最初に行うべき対策がWi-Fiルーターを再起動してみることです。電源を切ってから数分待ち、再び電源を入れることによってネットワークが安定に繋がる場合があります。

次に行うのがLAN接続に切り替えてみるという方法で、Wi-fiで繋げているなら一度イーサネットケーブルを使用してLANを介しインターネットに問題なく繋がるか確認をしてみましょう。イーサネットケーブルで有線接続ができるようなら、ルーター自体に問題があるのかもしくはWi-fiに問題があるのかを把握することが可能です。普段有線で利用しているという場合には、使用しているイーサネットケーブルが破損や断線している可能性が考えられるので、別のケーブルを使用してインターネットに繋がるかを確認してみることも大切です。

後はファームウェアのアップグレードを行うのも1つの方法であり、loTデバイスがサイバー攻撃を受ける要因の一つにファームウェアが更新されておらず古いままで脆弱な状態にあることだといわれています。古いファームウェアはセキュリティ問題に限らず、通信の不具合を引き起こす可能性があるので一度バージョンを確認してアップグレードしてみましょう。

方法は設定管理ツールからインターネットを介して行うパターンが一般的ですが、ルーターの製造元から新しいファームウェアをダウンロードし更新するという方法もあります。メーカーごとに更新方法は異なるので事前に確認しておくと、スムーズに行うことができます。

他にもWi-fiチャネルを変更するという方法もあり、複数のチャネルを持っていることで自分が使用しているチャネルが他のユーザーのトラフィックでビジー状態になっている可能性が考えられます。そこで通信に不具合があるなら、設定管理画面からチャネル変更をしてみることで状態が改善する場合があるので試してみましょう。

以上の方法を試してみてもトラブルが解消しないなら、一度ルーターの診断ツールを使用してみると現在起こっているトラブルの詳細を調べることができます。管理ツールに含まれている場合もあれば、WEBサイトからダウンロードしなければいけない場合があるので、NetSpotやNirSoftなどのネットワーク診断ツールを活用してみましょう。